【MCU①】「アイアンマン」感想|今こそMCU原点に戻り振り返ろう!トニー・スタークの長い闘いがここから始まる

  • 2019.08.31
  • MCU
【MCU①】「アイアンマン」感想|今こそMCU原点に戻り振り返ろう!トニー・スタークの長い闘いがここから始まる

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が公開され、MCUフェーズ3は一段落ついてしまいました。
次に本格的にMCUが始動するのは、2020年5月公開の「Black Widow」(原題)からなので、それまでにMCU好きを増やしたいと思い「アイアンマン」から順番に振り返りレビューをしていこうと思います。
長期間にわたる企画でコンプリートできるか今から不安ですが、じっくり振り返って寂しさを紛らわしたいというのが本音です(笑)

こんな人向けのレビュー

・「アイアンマン」を面白いと感じてMCUの世界を知りたいと思った人
・フェーズ3の感動まで走り切れるよう、押さえておきたいポイントを知りたい人

そのため、基本ネタバレありのレビューになっていきます。
23本もありますから途中で「あれ?これどういうことだっけ?」ってことが多々出てくると思います。
その際にここを見返してもらって少しでも助けになれば嬉しいです。
私自身、まだまだMCU歴が浅く気付かない点もあるし、後から気付いてレビューに追記することもあるかと思いますが、ご容赦ください。

では、まずは第1弾「アイアンマン」からどうぞ!

 


1.MCUって?
2.トニー・スタークはこんな人
3.今後のために覚えておきたいポイント
・エンドクレジット後のおまけ映像
・スタン・リーのカメオ出演
・ジョン・ファブロー監督/ハッピー
・アイアンマンのパワードスーツの改良
・S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー
・トニーの人工知能J.A.R.V.I.S./トニーの仕事場
・「I am Iron Man」
4.まとめ


1.MCUって?

まず、「みんなMCU、MCUって言っているけど何?」と思っている人に向けて説明します。

MCUとは「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)」の略称で、アメリカン・コミック「マーベル・コミック」に登場するスーパーヒーローの実写映画化作品群のことです。
つまり、「アイアンマンやキャプテン・アメリカ、その他のヒーローも同じ世界観で暮らしていますよー」ってことです。
そのため、最初は単発で観ていた映画たちがどんどん繋がっていき、クロスオーバーしてくる感じがMCUの最大の楽しみだと思います。
(ただ映像権利などの関係で「マーベル・コミック」の登場人物が全員出てくる訳ではありません)

よく「どの作品から観ればいいの?」という質問がありますが、これはMCUを最大限に楽しむにはMARVELが計算し尽くして世に送り出してきた公開順に観るのが正解だと思っています。

★これまでの作品
「アイアンマン」(2008)
「インクレディブル・ハルク」(2008)
「アイアンマン2」(2010)
「マイティ・ソー」(2011)
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)
「アベンジャーズ」(2012)
「アイアンマン3」(2013)
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013)
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)
「アントマン」(2015)
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)
「ドクター・ストレンジ」(2016)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017)
「スパイダーマン:ホームカミング」(2017)
「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017)
「ブラックパンサー」(2018)
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)
「アントマン&ワスプ」(2018)
「キャプテン・マーベル」(2019)
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)

これだけ作品があるので作品のテイストも様々です。
もしかしたら中には好みに合わない作品もあるかもしれませんが、そこはぐっと堪えてコンプリートを目指してほしいです。

余談ですが、先日フェーズ4のラインナップが紹介された「Doctor Strange in the Multiverse of Madness」(原題)がホラー映画だということが言われていて、ホラーは一切観ない私が劇場で耐え切れるのか不安で仕方ありません…(笑)

2.トニー・スタークはこんな人

では、主人公のトニー・スタークという人物を見ていきましょう。
【特徴】
・巨大軍事企業「スターク・インダストリーズ」の社長
・圧倒的な武器を持つことで世界平和が保たれると考えている
・大金持ち
・女好き
・傲慢、自分勝手、無責任
・頭脳明晰、天才的な発明スキルの持ち主

一企業の社長としては非常に好感が持てない感じですね(笑)
しかし、ある事件が彼を一変させます。

アメリカ軍に向けて自社新型兵器「ジェリコ」のデモンストレーションをするためにアフガニスタンを訪れたトニーでしたが、途中でテロリスト集団「テン・リングス」の襲撃を受け囚われの身になってしまいます。
襲撃の際にミサイルの破片で胸に深い傷を負いましたが、同じく囚われの身となっていたインセン博士により一命を取り留めました。
トニーはテン・リングスにジェリコを製作して提供するよう要求され、そこで自社の兵器がテロリスト集団に悪用されていることを初めて知ります。
「どうせ殺されるんだ」と失意に落ちたトニーでしたが、インセン博士のおかげで気持ちを持ち直し一緒に脱走する計画を立てます。
まずは、心臓近くにある破片から胸を守るために、他の武器から部品を抽出して小型アーク・リアクターを発明し胸に移植します。
そこから、ジェリコ製作を装いながらこっそりアイアンマンの原型となるパワードスーツを作り上げていきます。
そして、いざ脱走するというときに、インセン博士は自らを犠牲にしてトニーの脱走を助けてくれました。
インセン博士は最期に「ムダにするなよ、君の命を」と言って死んでしまいます。
この言葉は、今後フェーズ3までのトニーを決定づける言葉だったように思います。
無事テロリスト集団から脱走したトニーは、これまで自社がやってきたことが本当に正しかったのだろうかと考えるようになり、すぐに軍需産業から撤廃する記者会見を開きます。

ここからトニー・スタークの長い闘いが始まるのです。
生き残ったからには人を守るために自分の時間を使いたいとパワードスーツの改良に没頭するのですが、株主・軍・自社の社員などに恨まれ、攻撃され、それでも自分の信念を曲げないトニーが描かれていきます。
この方法が世界平和のために正しいかどうかは人によって色んな意見があるかと思いますが、トニーが初めて現場の真実を見て「死」「世界平和」について真剣に考えるようになるという心境の変化は大事にしたいと思いました。

そして、とにかくトニーを演じているロバート・ダウニー・Jrが適役すぎて違和感ないです。
配役を決めるときには他にも候補がいたそうですが、ジョン・ファブロー監督がロバート・ダウニー・Jrを見たときに彼が適任だと思い推したと言われています。
その判断は大正解だったと分かりますね。
ジョン・ファブロー監督ありがとうございます!!

3.今後のために覚えておきたいポイント

エンドクレジット後のおまけ映像

今後MCU作品を観ていく上で覚えておいて欲しいのが「エンドクレジット後のおまけ映像」についてです。
よく映画館でもエンドクレジットが流れている途中で退席してしまう人がいますが、MCU作品では絶対NGです。
このおまけ映像に今後の作品のヒントや伏線が描かれるので、そこから観客は色々妄想して楽しむのです(笑)
今回のおまけ映像は、トニーの自宅にニック・フューリーという人物が突然現れるところが描かれました。
彼はS.H.I.E.L.D.という組織の長官であり、後にヒーローチーム「アベンジャーズ」を取りまとめる存在となります。
このときから水面下で「アベンジャーズ」のことが動いていることが分かりますね…すでにウキウキ。

スタン・リーのカメオ出演

もう一つこれからMCU作品を観ていく上で覚えておいて欲しいのが、スタン・リーの存在。

このおじいちゃんです。
彼は、「アイアンマン」「スパイダーマン」などの多くのコミックの原作を手掛けた人で、マーベル・コミックの実写映画版の製作総指揮などを務めていました。
残念ながら2018年11月12日に亡くなりマーベルファンが悲しみに暮れました。

そんな彼は歴代の多くのマーベル作品にカメオ出演しており、それを見つけるのもファンの楽しみの一つなのです。
今回は、パーティー会場にいた美女に囲まれた老人として出演していました。
セリフがある作品もあれば一瞬しか映らない作品もあるので、今後も気を抜かず観てくださいね。

ジョン・ファブロー監督/ハッピー

MCU作品の第1弾を大ヒットに導いてくれたのがジョン・ファブロー監督です。
最近では「ライオン・キング」の監督としてメディアに出ていますが、彼が監督・主演をした「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」も面白いですね。
実は、彼はトニーの運転手兼ボディーガードのハッピーとしても出演しています。
本作ではあまり存在感がありませんが、次回以降少しずつ活躍の場が増えていくので是非チェックしてほしいキャラクターです。

そして、アイアンマンで使用される楽曲がカッコよくて彼のセンスの良さを感じます。
特に好きなのが、冒頭でアメリカ軍基地に向かっているシーンで流れている「Back In Black」(AC/DC)です。冒頭からテンションが上がりますよね!

アイアンマンのパワードスーツの改良

今後のアイアンマンの強さを支えるのは、トニーの圧倒的な頭脳・発明スキルです。
本作でもスーツを製作する過程が丁寧に描かれています。
何度も失敗し試行錯誤するトニーを観ていると、ただの天才ではなく少し人間味を感じられて好感を抱くようになります。
本作では洞窟で作られたパワードスーツがマーク1で、アイアンモンガーとの戦いのときにはマーク3が使用されています。
今後もたくさんのパワードスーツが製作されていきますが、改良される度に驚きの機能が追加されているので観ているこっちはとても興奮しちゃいます。
パワードスーツの改良に没頭しているトニー、とってもカッコイイです!

S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー

おまけ映像のところでも書きましたが、今後のMCUでとても重要になってくる人物です。
彼も自分の信念を基に行動する意志の強い人間です。

本編では、S.H.I.E.L.D.の捜査官コールソンが出てきました。
トニーとペッパーに接触し、最終的にオバディアが開発させたアイアンモンガーと闘うときに力になってくれたり、トニーがアイアンマンだと勘付かれないような偽装も手伝ってくれたりしました。
S.H.I.E.L.D.って一体どんな組織なの?というのがいまいち見えてきませんよね。
とりあえずS.H.I.E.L.D.にはとんでもない情報量と力があるんだなぁーというのだけ頭に入れておいてください。

トニーの人工知能J.A.R.V.I.S./トニーの仕事場

トニーが仕事場でしきりに機械に話しかけていますが、これはトニーが作った人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)です。
「Just a Rather Very Intelligent System」の略で、とりあえずとても優秀な人工知能でトニーの活動を幅広くサポートしています。
ただ、ジャービスは昔スターク家に仕えていた執事の名前でもあり、トニーの家庭教師もしていたようです。
とにかく信頼しているということは分かりますね。

そして私がアイアンマンシリーズを観て毎回思うのは、トニーの仕事場がカッコよくて憧れる!ということ。
スクリーンの操作性やJ.A.R.V.I.S.との連携など、創作意欲が掻き立てられるようなあらゆる工夫とテクノロジーがつぎ込まれていて、とにかく圧巻なのです。
10年以上前の作品なのに仕事場の先進的な雰囲気は全く色褪せないのがすごい!こんなところで働いてみたい…。

「I am Iron Man」

最後の会見のときに本来ならば正体を隠してコールソンが用意したアリバイを話す予定だったのに、なぜか自分がアイアンマンだと話してしまいます。
勢いで言ってしまったのか、ヒーローでいたいエゴなのか、今までの行為を顧みてどのように生きるか覚悟を決めたのか、真意は何とも言えません。
しかし、「I am Iron Man」…トニーのアイアンマン人生の始まりを飾るとっても大切な言葉となります。

4.まとめ

MCU第1弾の「アイアンマン」いかがだったでしょうか。
是非この作品の入り口にMCUの沼にハマっていってください!
今後のMCUは超人、怪物、神様、宇宙人などすごい人たちが出てきますが、トニーはパワードスーツを着ているけど普通の人間です。
次第に迫ってくる脅威に、普通の人間であるトニーがどう立ち向かうのか必見です。

第2弾は「インクレディブル・ハルク」です。
他作品とのクロスオーバー感はあまりありませんが、どのようにハルクが誕生したのか、何が苦しいのか分かるので、アベンジャーズシリーズで感情移入がしやすくなるような重厚な作品です。
是非ご鑑賞ください!