「スパイダーマン:ホームカミング」感想|6/28(金)~の最新作公開前に復習!新世代ピーター・パーカーは親気分で応援したくなる

  • 2019.06.12
  • MCU
「スパイダーマン:ホームカミング」感想|6/28(金)~の最新作公開前に復習!新世代ピーター・パーカーは親気分で応援したくなる

先日公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」の興奮もまだ冷めないまま、スパイダーマン最新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の公開が6/28(金)に迫ってきました。
最新作を100%で迎えられるように、前作「スパイダーマン:ホームカミング」、そしてMCUについて書いていきたいと思います。


1.MCUについて
2.あらすじ
3.感想(ネタバレなし)
・爽やかな青春映画
・アクションシーンがかっこいい
4.感想(ネタバレあり)
・自撮りをするピーター・パーカーという魅せ方
・悪役:エイドリアン・トゥームス/バルチャー
・ハッピーとの関係
・トニー・スタークとの関係
5.まとめ


 

1.MCUについて

MCUとは「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)」の略称で、アメリカン・コミック「マーベル・コミック」に登場するスーパーヒーローの実写映画化作品群のことです。
この巨大プロジェクトは「アイアンマン」(2008)から始まり、それ以降の各作品も絶妙に関わり合い、同じ世界観で描かれてきました。

★これまでの作品
「アイアンマン」(2008)
「インクレディブル・ハルク」(2008)
「アイアンマン2」(2010)
「マイティ・ソー」(2011)
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)
「アベンジャーズ」(2012)
「アイアンマン3」(2013)
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013)
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)
「アントマン」(2015)
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)
「ドクター・ストレンジ」(2016)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017)
「スパイダーマン:ホームカミング」(2017)
「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017)
「ブラックパンサー」(2018)
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)
「アントマン&ワスプ」(2018)
「キャプテン・マーベル」(2019)
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)

…書き出すと凄まじいですね(笑)

「MCU作品はいくつか観ているけどそれぞれの作品が繋がっていたの?」と、この前提を知らない人が多いのではないでしょうか。
実は、私もそうでした。
2018年「アベンジャーズ/インフィニティ―・ウォー」の公開前にその前提を知り、関連作品を全て観直しました。
その結果、その先にとんでもない衝撃が待っていました。

な、なんてすごいエンターテインメントなんだ…!

私もMCU歴が1年ちょっとという未熟者ですが、だからこそ「こんなにあるの?」「今更全部観るのは…」と遠ざけず、是非全て観ることを強くお勧めします。
周りの友だちに熱弁しても「??」となってしまい、未だファンを増やすことができていません。
少しでもこの世界観のファンが増えると嬉しいなぁ…。

さて、話をスパイダーマンに戻します。
上の作品たちを観ると、スパイダーマンがMCUに仲間入りしたのは、トム・ホランドが演じる「スパイダーマン:ホームカミング」からです。
過去に何本も「スパイダーマン」の実写化はされてきましたが、配給会社の違いの関係でアベンジャーズ参戦は難しいとされてきました。
(スパイダーマン⇒ソニー・ピクチャーズ、アベンジャーズ⇒マーベル・スタジオ)

しかし、両社がパートナーシップを締結することになり、晴れてスパイダーマンもMCUに仲間入りすることになりました。
スパイダーマンのアベンジャーズ参戦について、喜びの声が多い中、これまでの実写化にも思い入れがある人たちは複雑な想いもあるようですね。

2.あらすじ

・2017年公開
・監督:ジョン・ワッツ
・出演:トム・ホランド、マイケル・キートン、
ジョン・ファブロー、ロバート・ダウニー・Jr 他

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)でのアベンジャーズ内乱の際に、15歳の高校生ピーター・パーカーはトニー・スターク(アイアンマン)に一緒に戦ってくれないかとスカウトされた。
しかし、その場ではアベンジャーズ加入は認めてもらえなかった。
ピーターは正式にアベンジャーズ加入を認めてもらえるよう、スパイダーマンとして町の犯罪を阻止するヒーロー活動を行いアピールを続けていた。

そんな時、ATM強盗に遭遇したピーターは、これまでに見たことのない武器を目にする。
ピーターは認めてもらうチャンスだと思い、トニーには内緒でこの武器のことを一人で追跡を開始した。

3.感想(ネタバレなし)

92点。
ピーター・パーカー可愛い!トニー・スタークかっこいい!
ラストまであっという間に駆け抜けるテンションの上がる作品です。

爽やかな青春映画

これまでのMCUでは描くことがなかった学園ものです。
他の作品にはない若さ、爽やかさ、甘さ、興奮が思う存分表現されています。
大人の皆さまには懐かしささえ感じられるかもしれません。
「あぁ、男の子ってヒーローが好きなのね」という場面も多く、ピーターの真っ直ぐさににんまりして、親気分で応援したくなるのです。
のちに彼を支える親友ネッドもとても愛嬌のあるキャラクターで、彼とピーターの会話は作品の中でアクセントになっています。

アクションシーンがかっこいい

スパイダーマンの醍醐味の一つ、アクションシーン。
クモ糸を使ってビルの間を駆け抜ける、壁をクモのようによじ登る…そんなお馴染みのアクションシーンが、トニー特製の最新テクノロジーが使用された新しいスーツにより、一層迫力のあるものになっています。

アイアンマンのスーツ同様、「そんな機能まであるの?」というトニーのこだわりは細部まで行き渡っています。
ピーターが、その機能を色々試して、興奮したり、焦ったりする姿もコミカルに描かれています。

4.感想(ネタバレあり)

自撮りをするピーター・パーカーという魅せ方

冒頭、ピーターがトニーにスカウトされた後、「ハッピーにホテルに連れられる⇒トニー特製のスパイダースーツを受け取る⇒アベンジャーズとの空港の戦いで活躍する⇒帰宅する」の一連を自撮りしている描写があります。
この描写で、ピーターが憧れのスーパーヒーローたちとの共演にいかに興奮していたかが伝わります。
同時に、そういった興奮を抑えられない若さやキャラクターまでもが観客に伝わります。
「この興奮伝えたいけど、誰にも言ってはいけないから自撮りしよう!」というのが可愛すぎて、冒頭からピーターのキャラクターに心を奪われました。

悪役:エイドリアン・トゥームス/バルチャー

今回のヴィランは、「アベンジャーズ」(2012)での“ニューヨークの戦い”の後、町の残骸処理を委託された会社の経営者です。
しかし、その事業はトニー・スタークが立ち上げた政府組織に引き継がれることになり、エイドリアンは仕事を失います。
そこでエイドリアンは、現場から地球外物質をこっそり持ち出し、それらを使った武器を作り始め、武器商人として商売を始めます。

MCUで描かれるヴィランは、多くは動機・思考がはっきりしていて、ヴィランなりの哲学があります。
ただパワーが強くてハチャメチャな悪役ではなく、悲しさ・切なさも伴っている気がするので話に引き込まれてしまいます。

今回は、バルチャーは仕事を失っても家族を養っていかなくてはいけない責任もあり、トニーのことを強く憎んでいました。
「アイアンマン」シリーズを観ている方は、トニーの苦悩を観てきているのでトニーの肩を持ちたくなりますが、一般の人からするとただの金持ち実業家でしかないのです。
恨む気持ちは仕方がない気がします。ただ、止める人が居なかった悲しい人なのです。

そんなバルチャーが戦った相手が、15歳のピーターだったというのは救いだったのではないでしょうか。
「親愛なる隣人」と表現されるように、立場は関係なく「困っている人を助けたい!」というピュアな心の持ち主がピーターなのです。
ピーターにとっての目的は、バルチャーを「やっつける」のではなく「止める」「助ける」ことです。
ピーターと戦ったことが、バルチャーにとってやり直すきっかけとなったらいいなと感じました。

ハッピーとの関係

ハッピーはスタークインダストリーズの警備責任者で、元はトニーのボディーガード兼運転手でした。
いつもトニーの傍で支えてくれる大切なサポートメンバーです。
この作品では、なかなかスパイダーマンとして次のミッションに呼ばれないピーターが、自身の日々のヒーロー活動についてしつこく報告してきますが、ハッピーはそれを無視し続けます。
最後には、ピーターの頑張りによりハッピーが助けられ、徐々に距離が近くなります。
この二人の関係性は、最新作でも大切になってくると思います。

トニー・スタークとの関係

スパイダーマンをアベンジャーズ内乱のために一緒に戦ってくれないかとスカウトをしたものの、アベンジャーズには入れようとはしませんでした。
能力は認めているものの15歳で未熟な面も多かったため、いずれ取り返しのつかないことが起きるのではないかと心配していたのだと思います。
そのため、このアベンジャーズの内乱以降、トニーの中で「この子どもも見守っていこう」という想いが強くなっていたように思えます。

そんな想いとは裏腹に、ピーターは憧れのトニーに認めてもらいたい、役に立ちたい一心で、見ていて苦しいくらい真っ直ぐトニーに立ち向かっていきます。

そんな師弟または親子のような二人の絆はMCUの中でも本当にぐっとくるものがあり、「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」でも号泣は必至です。

5.まとめ

最新作を100%で迎えられるよう、
MCUの背景から「スパイダーマン:ホームカミング」の感想まで書いてみました。
複雑で私自身全てを把握している訳ではありませんが、
まだMCUの世界に没頭していない人たちにとって楽しむきっかけになったらとても嬉しいです。

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は6/28(金)から公開です!

「アベンジャーズ/エンドゲーム」まで制覇してから、是非映画館に観に行きましょう!